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2019年9月初めから10月限でバーチャルトレードを同時進行的に数回しただけで、11月限からリアルトレードをしてみることになりました。
るる姉さんはバーチャトレードを3カ月ほどやってからの実践トレードとなったみたいですが、私はわずか1カ月ほどでリアルトレードを始めることにしたので、まだまだオプショントレードの建玉操作がよく分かっていない状態での見切り発車。不安だらけの船出となりました。
オプショントレードに関しては、過去に1回だけオプションを買ったことはありますが、それは宝くじ的な買い方で、しかも、保有期間わずかに二日程度なので、とてもトレードと呼べるものではありませんでした。なので、建玉操作をともなうオプショントレードは初の試みとなるわけです。
そんなに不安なら、もっとバーチャトレードをしてから始めればよいのではないかという考えもあるにはありました。しかし、バーチャトレードを長くやるより、実践トレードから学べることの方が多いでしょうし、実践でしか学べないことも当然あるでしょう。
なので、ちょっとリアルトレードするには早いかもという気はしましたが、そこは慎重にトレードすれば、なんとかなるだろうというというのもあり、バーチャトレをわずか1カ月ほどで卒業し、リアルにトレードしてみることにしました。
リアルにトレードするといっても、オプショントレードにある程度慣れるまでは無理をせず、自分がいけると思ったところだけ、トレードするつもりでしたので、すぐにはポジションを取ることはありませんでした。
日々、行っているスイングトレードも自分が狙ったところにくるまでひたすら待つスタイルですので、オプショントレードもすぐにポジションを取りたい気持ちはありましたが、ひたすら自分がいけると思うチャンスを待ち続けました。
トレードを始めた頃は、毎日何かしらポジションを取ろうとしましたが、ある程度トレードが分かってくると、自分がチャンスを思わないところではじっとしていることが多く、ひたすら待つ時間の方が長くなっています。
そして、ひたすらチャンスを待つことによって、余計なところで必要以上に大切な資金をリスクにさらさないようにしてもいます。私のトレードは、基本的にかなり保守的なトレードスタイルとなっています。
さて、しばらくOP銘柄の各数値の動きを観察しながらチャンス待ちの日々を過ごしたあと、最初に組んだのは、バーティカル・ベア・コール・スプレッド。私のリアルトレードはこのポジションから始まりました。
原資産価格:22472.92[2019年10月16日引]
1911C23375 売り1枚、40円
1911C23875 買い1枚、10円
このときの相場観としては、短期的には日経23000あたりまでは上がりはするけど、その上げは限定的で、たとえ23000を越えたとしても、SQまでには23000より下に来るだろうという読みでした。
なので、ダウンサイドを基本取りに行くつもりで、相場の動きを見ながら少しずつ仕込みをしつつ、アップサイドもある程度カバーできるポジションを組んでみることにしました。
新規ポジションを建てたタイミングは、先物が急騰したとき、コールのボラティリティが上がったので、その上がった時を狙ってポジションを組んでみました。これが私の建玉操作を伴う初のオプショントレードの始まりでした。
しかし、ポジションを組んでからもさらにボラティリティが上がり、最初から評価損状態からのスタートとなりました。大丈夫なのか、このポジはと思ったのは言うまでもありません。なぜなら、このとき、損失限定にしているとは言え、オプションの売りをするのは生まれて初めてのことだったので、とても不安でした。
(第2話に続く)
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