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オプション戦略研究4のポジションを取ったあと,原資産が大きく下落したため,SQまで運用しても,次の通りまったく利益にならないことが分かったので,なら,どうしますかという話の続きの続き。

対策1では,大きく下がった5月11日の日に,さらに下がると読んで,先物ミニ1枚をショートしたのであるが,意外とうまくいかなかったので,ならば,コールショを追加ートしたら,どうなるかをみてみた。

そこで次のようにコールロングの内側にコールショートを追加してみた。デルタの値を0.15以下にしてみたが,これは大きすぎだろうか。。

●ポジション内容

このようにコールロングの内側を売るので,損益図は次のようになる。

●ポジションの損益図

さらに下落が続くとみて,このような対策をしてみたが,大きなリバが次の日に来ると,どうなるのか,興味あるところ。

しかし,実際はその後も下落が続いたので,次のような運用結果となった。

●運用結果

この結果をみると,下落途中にさらに下落が続くとみて,コールショートを追加すると,意外とうまくいっていることが分かる。

今回の対策としてはこのような対策はありだったということか。

ただ,上でも書いたが,対策用の玉を追加したあと,すぐに大きなリバをした場合,どのようになるのか,それが問題である。

その場合を検証してみたいが,実際にはそうならなかったので,大きくリバった場合のデータがなく,検証しようがない。

それについては他の似たような場面があれば,そこで検証してみることにする。

ちなみに,上の対策ではコールロングの内側を売ってみたが,外にコールショートを追加すると,どうなるのかをみてみた。

●ポジション内容

このようにコールロングの外に売りを追加すると,次のように台形の部分ができる。

●ポジションの損益図

対策をしたあと,すぐに大きなリバとなると怖いので,コールロングの外にコールショートを追加してみると,次のような運用結果となり,これをみると,対策をしたあと,一度もプラスになることがないことが分かる。

●運用結果

この結果をみると,コールショートは,コールロングの内側にいれないと,うまくいかないようである。

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