初めての実践オプショントレード、その結果は?(最終話)

11月限でのオプション初トレードは、実質トレードはSQ週でSQを待たずに終わってはいましたが、最後の玉をSQで清算することになり、形的にはSQまで玉を持ち込んだことになりました。

今回のオプション初トレードですが、11月限SQまでトレードするつもりで、新規にポジションを建て、SQまでトレードしてきましたが、SQの結果からみると、最初にポジションを建てたときの見立てがそもそも間違っていたのかもしれません。

その見立ては、新規ポジションを取った段階ではSQまでに日経平均が23000円を越えることはあっても、その上げは限定的で、SQまでには23000円を割ってくると考えての新規ポジ、バーティカル・ベア・コール・スプレッドからのスタートでした。

もちろん、最初からSQがどこで決まるかは誰にも分かりませんから、トレードする途中で、最初の見立てをそのときの相場の流れによって修正していけばいいのですが、私の場合、最初から最後までダウンサイドを取るつもりでトレードを考えていましたので、相当苦労したトレードとなってしまった感じがします。

これだけダウンサイドを取りにいこうとして、なかなか思うようにダウンサイドを取れないなら、どこかでこれはおかしいと気づいて、アップサイドを取りにいくようにポジションを変更すれば、もっと楽な展開になっていたかもしれません。

しかも、OPポジでダウンサイドを取りにいくトレードをしている途中で、CFD日経でのスイングトレードのショートポジションが日に日に踏まれていく状況を見るに、このままCFD、OPポジともダウンサイド取りにいくのは危険と判断、CFD、OP全体でその時一番損失がでない選択肢は何かと考え、OPポジをCFDのヘッジとすべく、アップサイド狙いのポジションに変更することになり、当初はOPポジだけで完結することを考えていたのに、それをCFDとのトータルでトレードを考えざるを得なくなったのは、ちょっと想定外でした。

しかし、大切な資金を相場にいれてのリアルトレードでは、何をおいてもまずは生き残ることが最優先なので、その選択肢を取らざるを得なかったのは仕方がないところです。しかも、私の場合、生活がかかっていますので、何があっても生き残らないと話になりません。

ただ、この先、CFDでのスイングトレードを続けながら、オプショントレードも行うことを考えれば、CFDとOPのトータルでどのようにトレードすべきかを私の場合は考えるべきなのかもしれません。

さて、11月限オプション初トレードの結果は、右往左往しまくりのトレードではありましたが、最終損益は、次のようになりました。

オプション初トレード最終損益

ポジ損益:¥59,000円
手数料:¥4,840円(結構、手数料かかる感じ)
最終損益:¥54,160円

このような最終損益結果となり、オプション初トレードは、右往左往しまくりながらも、なんとかプラスで終わらせることができたのは、本当にラッキーでした。

ただ、同時にるる姉さんのオプション初トレードでの結果があまりにすごすぎて、再度そのトレードセンスの凄さを再確認することになったのは言うまでもありません。あのような利益を最初から出せるとは、ちょっと驚異的です。

今回のオプション初トレード、結果からみると、証拠金100万円で約5%の月利となりました。これを毎月安定的に出すことができれば、年間で60万円の利益となり、税金2割を引いても、年利50%弱。今私が日々行っているスイングトレードの年利よりもはるかによい結果となります。OPでの年利、驚異的と言えましょう。

しかし、毎月安定的にこの月利を出せるのか、証拠金を100万円設定から上げていったときに月利5%を維持できるのか、まだまだ未知数と言えます。

今回、証拠金100万円でオプショントレードをおこなってみましたが、実際に使った証拠金の最大は約41万円で、その最大になったのも1日だけで、その他の期間では基本的に証拠金20万~30万台でした。

証拠金100万円もあるなら、もっとポジションを大きくできそうですが、そもそもオプショントレードの技術もまだない中で証拠金を限界まで使うという発想自体がありえません。

しかも、日々の値洗いでどのくらいの証拠金が必要となるかも現時点ではよく分かりません、もちろん、ある程度シミュレーションをしているので、どのくらい値洗いで取られるかは想定できますが、それとて机上の話ですから、リアルではどうなるかはそのとき次第です。

SPANの証拠金が上がれば、当然、それがポジションの証拠金や値洗いにも影響を及ぼしますので、常に余裕がある状態に証拠金をしておかないと、証拠金不足により追証、そして、ポジ強制解体の可能性が高まります。それだけはあってはならないと思っています。

今回のOP初トレードは、証拠金やリスク指標に関する深い理解がまだない状態で、しかも、OPトレの建玉操作の技術もまだ未熟な中でトレードを行ったこともあり、かなり保守的なトレードを終始行っていましたが、それもあって今回相場の大きな流れを読み間違っていながらも、なんとか生き残れたのではないかと思っています。

なので、12月限でのOPトレードでどんな結果が出るのかは、自分でもまだ全く分かりません。OP初トレードはビギナーズラックもあるでしょうから、次のトレードからが本番と言えるかもしれません。

今回オプション初トレードを行ってみて、バーチャトレードでは分からなかった様々なことが分かり、やはりリアルにトレードしてこそ、分かることも多いというのを今更ながらに実感したところです。

このように、リアルにトレードして今回分かったことが多かったですので、そのことをこの先忘れないためにも、今回長々とオプション初トレードについて書きましたが、この記事が自分だけでなく、同じくオプショントレードを志す方の何らかのお役に立つのであればこれに勝る幸せはありません。

オプションは、今までデルタトレードしかしてこなかった私からみても、実に魅力的な商品で、それをどうトレードしていくのかは十人十色と言えましょう。

ある意味、相場の上下を当てるだけのデルタトレードと違い、どのような収益の上げ方をするのか、トレードする各自が自由に決められ、実に様々な戦略を取ることができます。それだけトレードの選択肢が広いということになります。

このような魅力的なオプションをトレードせずにほっておくのは、実にもったいない限りです。オプションの魅力に気付き、オプションをトレードしてみようと思う人が多く現れることを切に願うばかりです。

<謝辞>
今回、2019年11月限でオプション初トレードをするに際しては、その前段階として2019年10月限でバーチャトレードを行い、そのトレードを日々りゅう先生にご指導頂き、時に愛情あふれる、厳しい(?)コメントを頂戴し、オプショントレードの考え方の基礎を学ばせて頂きました。この場を借りて感謝申し上げます。そして、りゅう先生のもとに集うオプション戦士たちとの議論からも多くを学ぶことができました。そのようなオプション戦士たちにも感謝です。

今回リアルに実弾でトレードするにあたり、自分一人の力でどのくらいのトレードができるのかを試してみるつもりで、リアルトレードでは私のポジションに関しては一度もりゅう先生に相談はしませんでした。きっと相談していたら、今回とはもっと違うエレガントなトレードになったように思います。

ただ、リアルでトレードする以上、そのポジションに関する全責任はトレードをする自分にありますし、そもそも第三者にその責任を負わせるわけにはいかないので、この先もリアルポジションに関しては自分なりに考え抜いて、どのようにトレードするのがよいのかを見つけていきたいと思っています。

そのためには、オプショントレードに関する基本的な知識や技術をまだまだりゅう先生から多く学ばせて頂きたく思っているところです。この先も長くTL上でご活躍を期待しております。